2013年9月4日水曜日

ジョウモウ大学 活字の授業に参加しました!



活版印刷って知っていますか?
活版印刷とは、金属活字を用いて文字を組んで印刷版をつくり、
インクを乗せて印刷する印刷方式です。


ジョウモウ大学では、
「震災で散乱してしまった金属活字を分類して、棚に戻すお手伝い」
の授業が行われています。


まずは、今回の会場になっている、高崎にある公栄社印刷所の中をみんなで見学。
こちらは、いまでは珍しい、活版印刷をお願いできる印刷やさんです。


 活版印刷の機械です。機関車みたいなデザインでかっこいい!


活字を組み合わせて、印刷の刷版をつくる台。


 これは、手動で活版印刷をする機会。これは見たことがありました。


飾ってあった、カレンダーがかわいかった♡

温度計も素敵です。




活字部の部長であり、授業のコーディネーターをしている、
あしか図案の殿岡さんに説明を受けるみなさん。


文字の書体と大きさごとに棚が分かれています。
棚の中は、部首の画数順に活字がぎっしり並んでいました。




 これは、罫線の部分。かわいいなー。






 このあと、文字をひとつずつ見ながら、ときには漢和辞典で部首を調べて、
 棚の場所を探して、戻すという作業を繰り返します。

 文字にじっくり向き合う時間って久しぶりでした。


資料として置いてあった本が気になりました。
写真入りで、活版印刷のことを分かりやすく解説してあります。


マニアッカーズデザイン佐藤麻美さんのキャラクターおたふくまぽくぽくの名刺。
左が活版の版(樹脂版)で、右が印刷物です。





貴重な活版印刷の活字に触れることができて、とても楽しかったです。

活字を戻す作業は、もうすぐ終わりますが、
今後は、活版印刷の授業も考えているそうです。
またぜひ参加したいです。

みずがしら あゆみ