活版印刷って知っていますか?
活版印刷とは、金属活字を用いて文字を組んで印刷版をつくり、
インクを乗せて印刷する印刷方式です。
ジョウモウ大学では、
「震災で散乱してしまった金属活字を分類して、棚に戻すお手伝い」
の授業が行われています。
まずは、今回の会場になっている、高崎にある
公栄社印刷所の中をみんなで見学。
こちらは、いまでは珍しい、活版印刷をお願いできる印刷やさんです。
活版印刷の機械です。機関車みたいなデザインでかっこいい!
活字を組み合わせて、印刷の刷版をつくる台。
これは、手動で活版印刷をする機会。これは見たことがありました。
飾ってあった、カレンダーがかわいかった♡
温度計も素敵です。
活字部の部長であり、授業のコーディネーターをしている、
文字の書体と大きさごとに棚が分かれています。
棚の中は、部首の画数順に活字がぎっしり並んでいました。
これは、罫線の部分。かわいいなー。
このあと、文字をひとつずつ見ながら、ときには漢和辞典で部首を調べて、
棚の場所を探して、戻すという作業を繰り返します。
文字にじっくり向き合う時間って久しぶりでした。
資料として置いてあった本が気になりました。
写真入りで、活版印刷のことを分かりやすく解説してあります。
左が活版の版(樹脂版)で、右が印刷物です。
貴重な活版印刷の活字に触れることができて、とても楽しかったです。
活字を戻す作業は、もうすぐ終わりますが、
今後は、活版印刷の授業も考えているそうです。
またぜひ参加したいです。
みずがしら あゆみ